ガラコンサート

家からすぐ近くに、ワイナーレオという音楽高校がある。
ここで先月、学内コンクールが開催され、
今日はその入賞者ガラコンサートが行われる。
何人か知り合いも入選し、演奏するというので、
聴きに行ってきた。

楽器は様々で、ドラム、ギター、
フルート、クラリネット、ホルン、トランペット、ピアノなど。
出演者の中には、卒業を間近に控え、
夏の大学入試に向けて準備している学生もいる。

これから音楽大学に入り、近い将来プロフェッショナルを
目指そうとしている学生達の演奏を聴くのは、
とてもすがすがしい。
勿論、未熟さ故に、これから学ぶべき点、
改善すべきテクニックなどはあるものの、
音を通して表現したいこと、曲でやりたいことなど、
明確な意思が感じられ、聴いていてとても面白い。
出演者それぞれに、才能と可能性の片鱗を見せていた。

ところで、この日は二人ホルンを聴いた。
まだ若いのに、おそろしくうまかった。
ハンガリーには、優れたホルン奏者が山のようにいる。
世界中あちこちのオーケストラに、ハンガリー出身のホルニストがいる。
話を聞くと、ここではホルンに興味を示す子供が多いらしい。
「音が綺麗」と、早いうちから手にしたがるらしい。

僕自身もハンガリー留学当初、
学校を歩いていると凄く上手いホルンが聞こえてきて、
学生の練習とはすぐには信じられなかった経験がある。
今後もこの伝統は、ずっと受け継がれていきそうだ。
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# by daiszke | 2006-02-14 17:34 | 音楽  

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一昨日、また雪が降った。
かなりの積雪。

ブダペストは、昨年末から年明けにかけて、雪の日が多い。
町中に撒かれる凍結防止用の塩のせいで、
ブーツがすっかり傷んでしまった。
買い換えようか検討中。

降雪とは対照的に、寒波は和らいできた様子。
一時期は-13℃もあった気温が、今は-1℃前後。

西洋音楽には、春を待ち望んだり褒め称えたりする作品が多いが、
その理由がここに来て分かった気がする。
今はひたすら春が待ち遠しい。
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# by daiszke | 2006-02-11 11:29 | 日々のひとりごと  

本日の一杯

グンデルの、『エグリ・メルロー』2003年。
上品な香りと、薄い色のわりにしっかりとした味わいの赤ワイン。

家ではよく赤ワインを飲む。
外で飲むときは生ビール。
ヨーロッパのお酒はシンプルだが、美味しい。


日本にいる時は、ショットバーによく通った。
今でも帰国した時には、馴染みの店には顔を出す。

今考えてみると、日本のショットバーの雰囲気は独特のもので、
他国のバーにはない良さがあるのではないだろうか。
落ち着いた雰囲気の中、静かに酒とジャズを楽しめる、
というのは、あまり日本以外の国では見かけたことがない。

アメリカのジャズバーは、
エキサイティングで面白いけど少々うるさかったし、
ヨーロッパのバーは、バーと言うより
クラブっぽい雰囲気のところが多く、
ジャズよりもむしろ、テクノの方が似合いそうな雰囲気の店が多い。

行く先々で、酒の楽しみ方も変わる。
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# by daiszke | 2006-02-07 05:49 | 葉巻のひととき  

演奏会ハシゴ。

前回の演奏会に引き続き、翌日にも演奏会があった。
演奏会のハシゴである。
またベートーヴェンの熱情を弾いた。
結構前日の疲労が残っていて、再現部前で、力尽きた。

・・・・・。

そういえば先生も演奏会をハシゴする。
ハシゴといっても、僕とは少しレベルが違って、
同じ日にやる。

どういうことかと言うと。

まず音楽大学ホールで、A交響楽団とベートーヴェンのピアノ協奏曲を弾く。
そして終わるとそのまま車に飛び乗り、国立ホールまで行く。
そしてBシンフォニカーとリストのピアノ協奏曲を弾く。

交通渋滞にひっかかったら、どうするんですか!?
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# by daiszke | 2006-02-05 10:13 | 音楽  

今日の一服

一昨日に引き続いて、昨日も演奏会だった。
熱情の第一楽章を弾いたが、結構好評だった。

演奏会から帰って、葉巻を一本吸った。
「Dannemann TUBES」という種類で、
最近ブダペストのタバッキで、どこでも買える。
種類は、ハバナ、ブラジル、コスタリカがある。
他にもあるかもしれない。
値段も手頃で、一本1000フォリント(600円程度)。
香りもなかなか良くて、演奏会の後など、
リラックスしたい時にはよく吸っている。
白ワインかウィスキーと一緒に
1時間近く煙をぷかぷかしている時間が最高に楽しい。
Jazzも欠かさず聴く。
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# by daiszke | 2006-02-02 03:19 | 葉巻のひととき  

演奏会

室内楽の演奏会に出演した。
オーボエ、ファゴット、ホルン、クラリネット、チェロ、ピアノ、
色々な編成での音楽会だった。
で、ピアノソロも結構弾いた。
引き受けたプログラムはバルトークのブルレスケ、ベートーヴェンの熱情第1楽章、
グリンカの悲愴トリオ(チェロ、クラリネット)。

結論から言うと、ソロの方が好評だった様子。
…まあいいか。

ブルレスケ、というかバルトークを演奏会で弾くのは初めて。
演奏前は結構胃が痛かった。初めてやる曲は、どんなにさらってあっても常に重荷だ。
本番でどんなことが起こり得るのか、事前の情報(経験)がないので当然なんだけど。
演奏というのはケーススタディが必要で、いろんな場を踏むのが重要だと思う。
自分の場合、本番でやりたいことを100%発揮するには、
少なくとも10回は本番に乗せる必要がある。

でも実際に演奏してみると、1回目にしてはまあまあだったかな。

次に弾いたのはベートーヴェンの熱情。
これは、飛行機の遅延で到着できなかったファゴットに代わり、
急遽弾くことになった曲。
2日間であわてて用意したので、ともかく最高点を上げる練習より、
最低点を上げる練習に専念した。
これは日本にいたころに叩き込まれた曲で、本番にも相当使った。
準備はしていなかったが経験はあるので、どうにかなるだろうと思った。
で、実際にもうまくやれたと思う。

最後にグリンカ。これは先月、すでに本番にのせた。
しかし、かなりかっ飛ばして弾いてしまった…。
2楽章など、場所によってはクラとチェロがついてこれなかった。
どうやら仕事をし過ぎたらしい。反省。

しかし室内楽はやっぱり楽しい。
何人かで音楽を作っていくという作業、それが上手くいった時の一体感は、
ソロでは味わえない醍醐味の一つだと思う。
楽譜を見て弾けるという点でも、負担は少ない。

ついでに言うと、オーケストラとコンチェルトをするのも楽しい。
これは、指令系統がオケの方にあるので、オケの響きを聴いて、ただ乗っかれば良い。
カデンツァは文字通り自分の好きなように弾けるし、
全てを1人でコントロールしなければならないソロ、
全てとは言わないまでも、大部分を統制する必要がある室内楽に比べて、
コンチェルトピアノの負担はかなり少ない。
自分にとっては、かなり(もっとも?)ラクチンな編成だ。


他の出演者の人たちもかなり熱演を披露していて、音楽会全体の質は高かった。
お客さんもたくさん来てくれて、なかなか充実した音楽会だったと思う。
ところで、今夜も熱情を弾きに行かなければならないので、
まだあまりゆっくり出来ない(笑)
明日からは、またリストとバルトークのソナタの練習に専念する予定。
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# by daiszke | 2006-01-30 18:35 | 演奏会!