人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ドイツで演奏会

初めてドイツでの演奏会ということで、
ヴュルツブルグ近郊のある街に行ってきた。
サロンでのコンサート。
ハンガリーでも地方へコンサートに行くことが時々あるけど、
ヨーロッパの田舎の雰囲気はどこも同じ♪

本日のプログラムは、

ベートーヴェン:ソナタ Op.10-3
バルトーク:ソナタ
リスト:サン・ラクリマ・レルム
    :オーベルマンの谷
    :ハンガリー狂詩曲第12番


到着後、早速問題が。
プログラムのチラシがない!
これじゃお客さん、何を聴くんだかさっぱり。
どんなマネジメントだ(^_^;)

仕方ないから喋ることに。
「皆さん、本日はようこそお越しくださいました。
・・・プログラムはご存知ですか?」
(一同、首を横に振る)
「え~と・・・では演奏前に軽くご説明しますね。
ベートーヴェンのソナタは初期の作品で・・・」

そんな風に演奏会スタート。
言葉の方は専門じゃないので、
演奏以外多めにみてもらおう!

一曲目のベートーヴェンは、皆さんシーンとして聴いている。
国も国だし、やっぱりファンは多いよなぁ。
一方のバルトークは、少々ラフに聴いてる感じで進んだ。

ここまで弾いて、お客さんの一人が、
「休憩もするの?」と聞いてきたので、
「どうしたいですか?」と聞き返して、ちょっとウケた♪
演奏する側は一度に弾いても分けて弾いても同じだからね。
結局は10分後に再開することに。

さて後半はリスト。
前半はソナタが2つ続いて、
聴くのは重かったと思うので、
軽く聴けそうな曲を並べた。
ハンガリーでも勉強していることを交えながら、
ちょこっとトークして演奏を始めた。
中でも最後のハンガリー狂詩曲は、とても盛り上がった。

お客さんがバックステージに来てくれて、お祝いの言葉を頂く。
無事に終演できてよかった♪


その後。
サロンの隣には小さなワインシュトゥーベがついてたので、
仕事あがりのワイン・・・と思って中に入ると、
先ほどのお客さん達とまた遭遇!
あはは(^_^;)
皆さんニッコリ。ここでも賛辞をいただいた。
またまた挨拶しながら席について、ワインをいただく。

リラックスしたところで、会計しようとウェイターを呼ぶと、
「あなたの分ははもう頂いてあります。
先ほど帰られた、あちらのお客さん達のご招待だそうです」
と、びっくり!
演奏後の素晴らしい贈り物を頂いた♪

さて、次の演奏会はブダペスト!
(29日にいらっしゃる方は、時間に注意して下さい。
この日から夏時間になります!)

# by daiszke | 2009-03-26 01:13  

アップグレード

前回、日本からヨーロッパへ移動した時に、
予約したBAのヒースロー空港行きが満席だったので、
一つ上のクラスにアップグレードしてもらった。ラッキー♪

ボーディング中に高校生の集団を見たので、修学旅行だったかな?
きっとこれでダブルブックしたんだろうな。

ヨーロッパ線のエグゼクティブクラスはライフラットシートが一般的だけど、
BAはエグゼクティブクラスでもフルフラットシートを初めて採用したエアライン。
ますますラッキーだ。

アップグレード_f0057419_22365160.jpg

この特徴的なジグザグの配置。
もらったシートは窓側で、進行方向に向かって逆に座る。

アップグレード_f0057419_21571323.jpg
パーテーションも配慮されていて、完全に個室。

アップグレード_f0057419_22371895.jpg
フライト中のボディケアなど、さりげないアメニティも嬉しい配慮です。

ロンドンまでのフライトは12時間。
ゆったりした空間で、読書や考え事、アイディアを練ったりと、
仕事するのに最適な環境。
PCのための電源、テーブルなどのスペースも完備。
時間の流れ方と使え方が、やはりエグゼクティブクラスは良いです。

アップグレード_f0057419_22215163.jpg
お世辞にも時間が余ってるとは言えない毎日の中、
日本とヨーロッパ間の移動はまとまった貴重な時間。
しかも楽器から離れざるを得ないという意味でも貴重。
その時間をこういう形で使えるのは、非常に理想的。

アップグレード_f0057419_22175663.jpg
お料理はフルコース。ワインリストもきちんと揃っている。

アップグレード_f0057419_22194737.jpg
読書に疲れたり、アイディアが行き詰ったりすると、
気分転換に散歩して、セルフサービスのビュッフェで一息。

アップグレード_f0057419_22265342.jpg
数時間は、シートをフラットにしてしばし仮眠。

時には、質の高い時間をお金で買う勇気も必要なのかもしれない。

# by daiszke | 2009-02-20 22:38 |  

クリスマス市?

レッスンの後、リラックスして街を歩いていたら、
中心地にマルクト発見。
こんな時期にクリスマス市のはずないよなぁ?
と思いながらふらっと立ち寄り。

クリスマス市?_f0057419_1414064.jpg
見れば見るほどクリスマス市。んん??


クリスマス市?_f0057419_14143567.jpg
お祭り、特に新年の縁日は大好きなので、ますます興味が湧く。


クリスマス市?_f0057419_1416052.jpg
大好きなグリューワインのお店発見。
レッスンも終わったことだし、ここはさっそく味見。
レモンとシナモンがいい香り。ほっと暖まる♪


クリスマス市?_f0057419_14163974.jpg
隣にヴルスト屋も並んでいる。ステーキも焼いていて、
炒めたタマネギと一緒にゼンメルパンに挟んでくれる。
ちょうどお昼時なので、一ついただく。



そのマルクトの正体は・・・



クリスマス市?_f0057419_1417825.jpg
冬のスケートリンクでした。
どうりで、妙にこのあたりだけ寒いと思った。
ミュンヘンにも中心に登場していたし、
この時期はヨーロッパ中でみかける光景。
でも、市も一緒にでているのは初めて見た。


クリスマス市?_f0057419_14172812.jpg
メインスポンサー…だね、絶対。

# by daiszke | 2009-02-15 14:04 | ヨーロッパの国々  

もう一つのホームタウンより。

もう一つのホームタウンより。_f0057419_23361330.jpg

ブダペストと並んで、もう一つのホームよりこんにちは。
ドイツのヴュルツブルグより。


もう一つのホームタウンより。_f0057419_23363840.jpg

ロマンチック街道の起点となる街。
日本人には、シーボルトの生まれた街と言った方が、
分かりやすいかもしれない。


もう一つのホームタウンより。_f0057419_2328592.jpg

アルテ・マイン橋から見上げたマリエンベルク要塞。
流れるのはマイン川。
川の向こうに山城が見える作りが、少しブダペストと似ている。


もう一つのホームタウンより。_f0057419_23444588.jpg

街の中心にある、ドーム。
かつて森鴎外もこの街を訪れたという。


もう一つのホームタウンより。_f0057419_23445795.jpg

ヨーロッパの教会は好きだ。厳かな雰囲気と静寂が街の喧騒を忘れさせ、
内面的な気持ちにさせてくれる。
歴史を感じさせる石作りの建築は
独特の重みある空気を醸し出していて、
静寂の中に多くのことを語っているように感じられる。


もう一つのホームタウンより。_f0057419_2345960.jpg

このドームにも立派なオルガンが置いてある。
今度は是非ミサを拝見させてもらいたい。


もう一つのホームタウンより。_f0057419_0145696.jpg

最後に学校のレッスン室。
ピアノが2台置かれた小ホール。
学校はとても近代的で、ブダペストのリスト音楽院とはまた違った良さがある。

# by daiszke | 2009-02-13 00:19 | ヨーロッパの国々  

新年

明けましておめでとうございます。
2009年が、皆様にとって、素晴らしい一年となりますよう、
お祈り申し上げます。
今年も、葉巻のひとときをよろしくお願いします。

# by daiszke | 2009-01-06 11:30