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演奏会

室内楽の演奏会に出演した。
オーボエ、ファゴット、ホルン、クラリネット、チェロ、ピアノ、
色々な編成での音楽会だった。
で、ピアノソロも結構弾いた。
引き受けたプログラムはバルトークのブルレスケ、ベートーヴェンの熱情第1楽章、
グリンカの悲愴トリオ(チェロ、クラリネット)。

結論から言うと、ソロの方が好評だった様子。
…まあいいか。

ブルレスケ、というかバルトークを演奏会で弾くのは初めて。
演奏前は結構胃が痛かった。初めてやる曲は、どんなにさらってあっても常に重荷だ。
本番でどんなことが起こり得るのか、事前の情報(経験)がないので当然なんだけど。
演奏というのはケーススタディが必要で、いろんな場を踏むのが重要だと思う。
自分の場合、本番でやりたいことを100%発揮するには、
少なくとも10回は本番に乗せる必要がある。

でも実際に演奏してみると、1回目にしてはまあまあだったかな。

次に弾いたのはベートーヴェンの熱情。
これは、飛行機の遅延で到着できなかったファゴットに代わり、
急遽弾くことになった曲。
2日間であわてて用意したので、ともかく最高点を上げる練習より、
最低点を上げる練習に専念した。
これは日本にいたころに叩き込まれた曲で、本番にも相当使った。
準備はしていなかったが経験はあるので、どうにかなるだろうと思った。
で、実際にもうまくやれたと思う。

最後にグリンカ。これは先月、すでに本番にのせた。
しかし、かなりかっ飛ばして弾いてしまった…。
2楽章など、場所によってはクラとチェロがついてこれなかった。
どうやら仕事をし過ぎたらしい。反省。

しかし室内楽はやっぱり楽しい。
何人かで音楽を作っていくという作業、それが上手くいった時の一体感は、
ソロでは味わえない醍醐味の一つだと思う。
楽譜を見て弾けるという点でも、負担は少ない。

ついでに言うと、オーケストラとコンチェルトをするのも楽しい。
これは、指令系統がオケの方にあるので、オケの響きを聴いて、ただ乗っかれば良い。
カデンツァは文字通り自分の好きなように弾けるし、
全てを1人でコントロールしなければならないソロ、
全てとは言わないまでも、大部分を統制する必要がある室内楽に比べて、
コンチェルトピアノの負担はかなり少ない。
自分にとっては、かなり(もっとも?)ラクチンな編成だ。


他の出演者の人たちもかなり熱演を披露していて、音楽会全体の質は高かった。
お客さんもたくさん来てくれて、なかなか充実した音楽会だったと思う。
ところで、今夜も熱情を弾きに行かなければならないので、
まだあまりゆっくり出来ない(笑)
明日からは、またリストとバルトークのソナタの練習に専念する予定。
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by daiszke | 2006-01-30 18:35 | 演奏会!