カテゴリ:旅( 11 )

 

シュトゥットガルト

演奏した翌日はフリーだったので、
街の散策にでかけた。

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中心地はこんな大きな広場。
天気もよく、少し汗ばむくらいの気温で最高の散歩日和。

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山の上は高級住宅地。
ポルシェ、メルセデス、ボッシュなど、
世界的企業本社を有するシュトゥットガルトならではの景色かも知れない。
その分、物価も相当高いらしいが…

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テアター(劇場)。
緑と池に囲まれた素晴らしい環境。

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毎日散歩したくなる公園。木々も大きい。
演奏も無事終わったことだし、気分はすっかり夏休み。

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Hauptbahnhof(中央駅)前。
シュトゥットガルトは、かつて市街地でF1が開催されたことでも有名。
かなり昔のことだが…
ここをオールドF1が疾走してたのかも知れないと思うと、ワクワクする。
駅前には、F1関連のグッズ、写真、絵なんかを並べたショップもあった。
一味違った文化の薫りがある。

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中央通り。人種もかなりミックス。
ドイツ的というより、イタリアのようなラテン系の国を髣髴とさせる何かがある。

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かと思えば、こんなドイツ的な一角も。

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高台からのショット。盆地なのが良く分かる。
シュトゥットガルトは雰囲気ある街だった。

演奏のついでに街を見て回るのが趣味になりつつある。
そういえば今月はまたバイロイトだったな~。
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by daiszke | 2011-07-07 19:41 |  

演奏家の仕事は旅から


演奏家というのは移動の多い職業。
自宅から出て決まった場所へいく、というのはほとんどない。
定刻に遅れないよう動くというのも、重要な要素のひとつ。
大陸をまたぐとなれば、なおさら。

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舞台衣装片手にドイツの新幹線ICEで、フランクフルトまで1時間半。
国際空港に直に乗り入れている。

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ドイツ各地をつなぐ長距離列車が頻繁に発着する。
出発便は夜なので、自宅を夕方にでれば十分間に合う。
この日の電車は混んでいた。

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時間が余ったらラウンジでひと息。
ネットが使えるのが、自分にとっては大きな利点。
空港でスポットを探し廻る必要も無く、資金、時間、体力も節約。
演奏会の打ち合わせは全てオンラインでしていたので、
出発直前のチェックまで活躍してくれた。

ネットの力はすごい。
少し前まで、世界はこんなにコンパクトではなかった。
産業革命に次ぐ、情報革命といったところだ。

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そして定刻どおりに搭乗開始。

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CAさんにコートを預けたら、早速新聞を持ってきてもらう。

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飛行機、というか移動する物に乗ると、
書類をいじったり、活字を追い回す癖があるけど、
今回は移動中は身体を休める、と決めていたのでゆっくり過ごす。
時差ボケは仕方ないけど、せめて身体のコンディションだけでも
良い状態で仕事に到着したかったからだ。

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日本の航空会社は、やっぱり和食♪
といっても洋食も良さそうだったので、
相当迷った挙句の選択だけど^^;
こちら小鉢8品。

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そしてメインの牛角煮。

ワインは自宅周辺、フランケン地方が産地のものだった。
瓶に特徴があり、一目で分かる。
見せてもらうと、はっきりヴュルツブルグと書いてある。
気を利かせてくれたCAさん、後でラベルをくれた。
ちなみに空いたワイングラスを見つけると、すぐに注がれてしまうので、
ペースはそこそこにしないといけません(笑

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食後は遊ばず、さっとベッドを倒して寝たので、
フィンランド上空あたりから日本海まで記憶が無い(笑
疲労もせず、ゆったりと飛べたフライトだったけど、
時差ボケだけはしっかり来た(笑
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by daiszke | 2010-11-12 14:52 |  

クノッソス宮殿 ~ギリシャ神話編2~

ミノタウロスを迷宮に閉じ込めたものの、
一方でミノス王は寛容でもあった。
怪物をそのまま放置したのではなく、定期的に食糧を与えて養っているのだ。
伝説を深読みすれば、もともとは王の身から出た錆でもあるし、
後ろめたく感じるところがあったのかも知れない。

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では、どう養ったかというと。

クレタはその頃、奇しくもアテネとの戦争に勝利した頃。
そこで戦勝国であるクレタは、敗戦国アテネに対して、
毎年7人の少年少女を、ミノタウロスへの供物として納めることを命じたのである。

アテネにとっては「重税」である。

しばらくそのような情勢が続いたが、
納税者のアテネにとっては、やはり面白くない。
次から次へと将来ある若者達を奪われていくのだ。
当然、一計案じられることとなった。
その打開策とは、生贄の中に勇者を忍び込ませて、
ミノタウロスを退治させる、という大胆なもの。

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そこに送り込まれた勇者とは・・・
アテネの王位継承者、テーセウスである。


そんな危険な任務に、軽々しく皇子を送り込むなんて、なんて軽率な(@_@;


…と思ってしまうかも知れないが、
当時は一際抜きん出た功績を収めないと、
リーダーとして認められない習慣があったらしい。
為政者もしかり。

かくして「重税」からアテネを解き放つべく、
また英雄として認められるべく、
テーセウスは勇敢にクレタに赴く。
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by daiszke | 2010-08-27 01:21 |  

クノッソス宮殿 ~ギリシャ神話編~

遥か太古の時代、クレタ島はミノス王の統治下にあった。
この野心溢れる若者は、いつかエーゲ海の覇者となるべく、情熱に燃えていた。
王は、海の神ポセイドンに祈祷する。

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ポセイドンはミノスの願いを聞き入れ、
その契約の証として、一頭の白い、美しい雄牛をミノスに授ける。

「願いが叶った日には、雄牛を生贄として捧げ、私に返すように」

というのが、ポセイドンからの条件だった。
海の神の助力を得たミノスは、念願かなってついにエーゲ海を制覇する。

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しかし、この雄牛の美しさに惚れ込んだミノスは、
「生贄に捧げる」というポセイドンとの約束に背き、
エーゲ海の覇権を握った後も、そのまま白い雄牛を所有し続けた。

約束を反故にされて怒ったポセイドン。
そこで、ミノス王の妻であるパーシパエに、
雄牛に恋をするよう呪いをかけてしまう。

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呪いをかけられた王妃は、牛をかたどった模型に入っておもいを遂げ、
この結果、頭牛人身のミノタウロスが産まれる。
この時、模型を作るというアイデアを提供し、
その製作まで手掛けたのは、名工ダイダロスだった。

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ミノタウロスは凶暴な性格で、ミノス王の手には負えなかった。
ついにはこの怪物を、迷宮を作って閉じ込めようということになり、
これまたダイダロスによって、非常に複雑な迷宮が建設された。
これがクノッソスである。

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かくして怪物ミノタウロスは、迷宮クノッソスに幽閉されることになる。
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by daiszke | 2010-08-25 01:05 |  

クノッソス宮殿

暑いですね。
気温も手伝って、帰国以来は練習室にこもりがち。
そこで、ちょっと思いつきで、昔の旅の記憶をアップ。


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ギリシャのクレタ島、クノッソス宮殿の遺跡。
古代ミノア文明の発祥地として有名。


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3階建ての建物は非常に入り組んだ構造で、
迷宮(ラビリンス)という呼び名がクノッソスに端を発するのも、納得。
ギリシャ神話では、頭牛人身の怪物ミノタウロス伝説の舞台として名高い。


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この遺跡は1900年、イングランドの研究者アーサー・エヴァンスによって発掘された。
それまでは、クノッソスはただの御伽噺として伝えられ、
あくまで伝説の域を出なかったが、
この世紀の大発見により、いちやく史実の世界に躍り出た。


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ギリシャ人とミノア人は異なる民族で、後にギリシャがこのクレタを制圧するのだが、
おそらくこの複雑で超高度な建築物を見たギリシャ人の想像力から産まれたのが、
ミノタウロスだろう。

ギリシャ神話では、エーゲ海の覇者クレタが、
アテネに重税を課すところから物語は始まる。
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by daiszke | 2010-08-22 11:46 |  

セルビア

最近、ようやく春らしい日になった。
1、2℃の毎日から一気に20℃前後まで。
そろそろサマータイムだし、明るい季節が来てくれた。

さて、この前はちょっとセルビアまで旅してきた。
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007が任務で行ってるのは見たが、
まさか自分が行く日が来るとは・・・(^^;
特に行きたい訳でもなかったのだが、
これも何かの縁かも知れない。

訪れたのはNovi Sad(ノビサド)という、人口35万の街。
小さいが、首都ベオグラードに次ぐセルビア第2の都市。
かつてはハンガリー領だった街だ。

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セルビアはEUではないので、パスポートコントロールがある。
10年使ったパスポートは、ビザとスタンプでもう殆ど余白がない。
そこへさっぱり読めないキリル文字のスタンプが加わった。
(あれは宇宙語にしか見えない…)

セルビアのオフィシャルはキリル文字だが、アルファベットの表記も並列してある。
まあ読めても理解はできないが…。
でも英語は通じることが多いので助かった。

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ハンガリーも東側ではあったけど、
セルビアは更に東側な雰囲気。
豊かな国ではないことは、すぐに感じられる。

建築の様式は基本的にはヨーロッパに似ているが、
どこかしら独特な雰囲気だ。
具体的にどこがどうとは言えないが、
何かエキゾチックで、アラビア的なテイストがあるように思われた。
異国情緒に溢れている。

以上、気ままな旅レポートでした。
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by daiszke | 2010-03-21 21:10 |  

移動にトラブルはつきもの

仕事がら、移動することが多いけど、
回数が多くなるほど、予想外な事態になる機会も増える。

例えば先日、シュトゥットガルトまで演奏会のため、電車で移動した時。
2時間ほどのルートで、最初の1時間強は順調だった。
だが、目的地まであと30分の
シュトゥットガルト近郊の街に停車したところで…

電車が進まなくなった。

停車時間長いなぁ~、と思っていたが、
車内が段々ざわつき始めた。
それからしばらくして、アナウンスあり。

「嵐のため、運行を見合わせます。
 いつ復旧するかは分かりません」

……!!
これから演奏会なんだけど…!

車内、駅構内が騒然。
ホームの電光掲示板を見ると確かに
「Witterungsstoerung」(悪天候障害)
とある。
駅員に聞いても、まったく目処がたたないの一点張り。

唯一の代行は、S‐Bahn(近郊電車)だが、
これも目的地の手前、Ludwigsburgまでの運行。
コンサートオーガナイザーに電話して相談すると、
とりあえずこのS-bahnで先に進み、
バスに乗り換えればいい、ということになった。

そして、Ludwigsburgに着いて、目的地行きのバスの時刻表を見ると、
次の発車は18時とある。
コンサートの開演時間も18時!!

またまたオーガナイザーに電話。
もうそんなに遠くないので、Taxiを使うことになった。

そして17時過ぎになんとか到着。
急いでゲネプロ。
永久に着かないかと思った!
でもキャンセルにならず、一安心。

そして無事終演。
帰りも心配していたけど、
中央駅に着くと予想通り、カオス。
全然収集がついてない。構内に溢れかえる人、人、人…
全ての電車がディレイ、例えばミュンヘン行きICEなんて、
120分遅れなんてことになっている。
もう、今日中に帰るのは無理か、
宿の保障はどうなるのかな、と考えていたが…。

表示を見ると自分の電車だけは、オンタイム!

???

まあ、帰れるからいいか(笑)

ちなみに、この嵐というのがヨーロッパ特有のシロモノ。
天気が怪しくもなんともないのに、突然現れる。
いきなり曇ったかと思うと、強い風が吹き荒れて、
雨が打ち付けてくる。

次回の移動中には現れませんように。
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by daiszke | 2010-03-11 22:02 |  

アップグレード

前回、日本からヨーロッパへ移動した時に、
予約したBAのヒースロー空港行きが満席だったので、
一つ上のクラスにアップグレードしてもらった。ラッキー♪

ボーディング中に高校生の集団を見たので、修学旅行だったかな?
きっとこれでダブルブックしたんだろうな。

ヨーロッパ線のエグゼクティブクラスはライフラットシートが一般的だけど、
BAはエグゼクティブクラスでもフルフラットシートを初めて採用したエアライン。
ますますラッキーだ。

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この特徴的なジグザグの配置。
もらったシートは窓側で、進行方向に向かって逆に座る。

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パーテーションも配慮されていて、完全に個室。

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フライト中のボディケアなど、さりげないアメニティも嬉しい配慮です。

ロンドンまでのフライトは12時間。
ゆったりした空間で、読書や考え事、アイディアを練ったりと、
仕事するのに最適な環境。
PCのための電源、テーブルなどのスペースも完備。
時間の流れ方と使え方が、やはりエグゼクティブクラスは良いです。

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お世辞にも時間が余ってるとは言えない毎日の中、
日本とヨーロッパ間の移動はまとまった貴重な時間。
しかも楽器から離れざるを得ないという意味でも貴重。
その時間をこういう形で使えるのは、非常に理想的。

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お料理はフルコース。ワインリストもきちんと揃っている。

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読書に疲れたり、アイディアが行き詰ったりすると、
気分転換に散歩して、セルフサービスのビュッフェで一息。

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数時間は、シートをフラットにしてしばし仮眠。

時には、質の高い時間をお金で買う勇気も必要なのかもしれない。
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by daiszke | 2009-02-20 22:38 |  

ベルリン訪問

先月なんだけど、ベルリンにいったのでその様子をほんの少し。
今回は飛行機だと日程に不都合が出るので、
(演奏会の都合でとんぼ返りしたかったので)
ウィーン経由の寝台列車で移動してみた。
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寝ている間に移動が済むというのが、ちょっと魅力的に思えたのもある。
時間は確実に節約できるからね。移動型ホテルとでもいうか。
行きはLiegewagenが満席だったので、Schlafwagenで移動。
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二人のりの個室があてがわれる。予定してたより、ちょっとリッチ^_^;
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部屋に入ると朝食のリクエストを書きこむ用紙があって、それに早速記入。
カフェ、クロワッサンに、ハム…と。
タイミングよく車掌さんがやってきて、パスポートとチケットをチェック。
記入用紙を渡して、パスポートもそのまま預ける形になる。翌朝降りる時に返してもらえるのだが、この方がセキュリティ上、安全というわけだ。

すぐに同室の人が入ってきて、そのまま駄弁る。彼はベルリンに住むドイツ人。
ヨーロッパで電車で移動すると、確実に友達が一人は増える。
そのままアドレス交換する場合がほとんど。
この日の相方はとても親切な人で
「もしベルリンに来ることがあれば、お家探しとか手伝ってあげるよ~」
と言ってくれた。

出発してしばらくすると、もう寝る時間になるので、ベッドにもぐる。
これだと移動も楽だ。
翌朝目が覚めれば、もうベルリン。
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by daiszke | 2008-05-29 19:48 |  

ドイツ旅行

10日より旅に出ます。
行き先はドイツ。

ベルリンに一日滞在してハノーファー、
マンハイムやカールスルーエを周り、
その後ハノーファーに一度戻るか、
そのままミュンヘン経由でウィーンにでるか。
人との約束次第で動き方は変わるんだけど。

ようやくドイツを本格的に見れそう。
このところ週2日のペースでドイツ語のレッスンにも通っていたので、
腕試しにはよい機会だし、何より現地の人の生きた言葉が聞ける。
北から南に縦断するので、方言もいろいろ聞けるだろうなぁ。
そういえばミュンヘンはオーストリア訛りに似ていた気がする。
ともかく楽しみ楽しみ♪
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by daiszke | 2008-02-08 22:56 |