コントローラ

コントローラ、日本語で言うと検札員。
ヨーロッパに来たことある人にはお馴染みの、
バスやトラムなどで、抜き打ちで切符をチェックされる制度。

日本のシステムとは違い、ヨーロッパの公共交通機関では、
切符の自主管理が前提になっている。

乗降時にお金を払って改札を通るのではなく、
乗ったときに自分で切符に刻印するシステム。
改札は常に開放されており、そこには刻印機があるだけ。
つまり、別に刻印しなくても改札は通れるし、
交通機関にも乗れる訳である。

つまり、やろうと思えば簡単にキセルができる。

しかし、これを時折チェックしにくるのが、コントローラ。
乗客一人一人、刻印済みの切符を持っているか確認しにくるのである。
彼らは私服を着て乗り込んでくるので、簡単には見分けられない。
キセルがばれると、切符の数十倍、多額のペナルティを支払わされる。

だから『切符を拝見します』
という声が車内で聞こえると、人々は必ず、
モジモジし始め、挙動不審になる。

先日もおかしな光景に出くわした。

ドナウ川沿いをバスで通っていった時。
『切符を拝見・・・』
例によってコントローラが来た。
一斉にみんなそわそわ。
(僕は定期を買っているので、平然としていられるのだが・・・)
と、突然近くにいたおっちゃんが、

「見ろ、あそこに人が泳いでいるぞぉ!」

・・・それは無理だろ!!
今、何月だと思ってんの!
鳥すら泳いでないじゃん!

コントローラを見ると、人はおかしくなるらしい。
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by daiszke | 2006-12-03 20:24 | 日々のひとりごと  

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