クノッソス宮殿 ~ギリシャ神話編~

遥か太古の時代、クレタ島はミノス王の統治下にあった。
この野心溢れる若者は、いつかエーゲ海の覇者となるべく、情熱に燃えていた。
王は、海の神ポセイドンに祈祷する。

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ポセイドンはミノスの願いを聞き入れ、
その契約の証として、一頭の白い、美しい雄牛をミノスに授ける。

「願いが叶った日には、雄牛を生贄として捧げ、私に返すように」

というのが、ポセイドンからの条件だった。
海の神の助力を得たミノスは、念願かなってついにエーゲ海を制覇する。

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しかし、この雄牛の美しさに惚れ込んだミノスは、
「生贄に捧げる」というポセイドンとの約束に背き、
エーゲ海の覇権を握った後も、そのまま白い雄牛を所有し続けた。

約束を反故にされて怒ったポセイドン。
そこで、ミノス王の妻であるパーシパエに、
雄牛に恋をするよう呪いをかけてしまう。

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呪いをかけられた王妃は、牛をかたどった模型に入っておもいを遂げ、
この結果、頭牛人身のミノタウロスが産まれる。
この時、模型を作るというアイデアを提供し、
その製作まで手掛けたのは、名工ダイダロスだった。

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ミノタウロスは凶暴な性格で、ミノス王の手には負えなかった。
ついにはこの怪物を、迷宮を作って閉じ込めようということになり、
これまたダイダロスによって、非常に複雑な迷宮が建設された。
これがクノッソスである。

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かくして怪物ミノタウロスは、迷宮クノッソスに幽閉されることになる。
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by daiszke | 2010-08-25 01:05 |  

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